やあ!みんな!僕の名前はジェームズ・ポッター。 今日はシリウスの1日を君たちに紹介したいと思うよ。

まず彼は寝起きが悪い。なかなか起きないんだよ。僕が 起こそうとすると怒るんだ。けれどリーマスが起こすとびっくり!すぐ起きるよ(何が違うんだよ) でもやっぱり機嫌は悪い。だからピーターはびくびくしてシリウスにはあまり話しかけないんだ。 まあ、僕はいつもどおり朝からぺらぺら喋るけどね! (シリウスにうるさいって言われてもかまわず僕は喋り続けるさ!)

けれど朝食を食べに大広間へ行ってそこでに会うとあっという間に彼は機嫌が良くなる。 ああ、っていうのは同じグリフィンドールのリリーの次に可愛い子さ! (でもシリウスはのほうが可愛いって言ってるね)シリウスがずっと片思いの相手、と言っておこうか!



「よう、
「シリウスおはよう。今日早いんだね」



まあな、とか言いながらシリウスはの前に座る。僕はリリーの前さ!ああ!今日もリリーは可愛い! それから会話をしながら朝食を終えて僕等は一緒に1時間目の授業に向かうのさ!


今日の1時間目は"魔法史"だ。シリウスが得意でが苦手な科目。 だからシリウスはの隣に座っていつも教えてるんだ! ぶっちゃけ言うともう2人の世界に入り込んでるね!うらやましいよ!! 僕も魔法史は得意分野に入るから愛しのリリーに教えてあげたいんだけど、 彼女頭いいから魔法史でわからないところないんだって!(他の教科だってそうなんだよ!)


ああ、あと休み時間になるといつもシリウスはを目で追っているね。 「またを目で追ってるでしょ」ってリーマスが言うとシリウスが「違えし」って否定するんだ (嘘下手だよ…)僕等の話に加わるけどまたしばらくするとを目で追っていて 僕等の話なんてちっとも聞いてないんだ。


夕食を終えたあとは談話室!たまにとリリーも暖炉前のソファに座って僕等と わいわいするんだけど今日はちょっと離れたところにいる。 はこちらをちらちらと見てる(シリウスのことが気になるのかな) シリウスはそんな視線に気付いてなくて、のんきにマグルの雑誌なんて見てるよ!!



「そういえば明日ホグズミードだね」
「楽しみだよ!明日僕はパスだから!リリーと二人でまわるんだ!」



2週間前からリリーを誘ってようやく昨日、「一緒に行っていいわよ」って言われたんだ! もう僕はテンション上がったよ!明日が待ちきれない!!!!



「シリウスはどうするの?」
「俺?」
と」



リーマスがそう言うとシリウスが「はあ!?」って雑誌から顔をのぞかせた。 そうだよ、君もを誘って二人でホグズミード楽しみなよ、 っていうとシリウスは「無理無理!」って言った。



「誘って断られたらどうすんだよ!」
「君ほんと好きな人のことになると弱気だね!」
「うるせえ!」



ていうか、は断らないと思うよ!きっとも君のことが好きだと思うんだ! (見ててわかるよ)気付いてないのはシリウスだけだよ!って 言いたいけどのためにもこれは言わないでおこう。 言ったらリリーに叱られるしね!誘いなよっていう話をしていると「ねえ」との声が聞こえた。 びっくりして振り向くとそこには千尋とリリー(ああ!リリー美しいよ!)



「今いい?」
「あ、ああ」



シリウス焦ってる。目が泳いでる。いつもの俺様シリウスとは全然違うよ!(笑っちゃうね!)



「明日ホグズミードでしょう?よかったら、私と一緒にまわらない?」



はシリウスに言った。まさか、彼女から誘ってくるとは!(シリウス見習えよ!) 誘われたシリウスは目をまるくしてを見ていた。 ああ、きっと彼は今頭の中で「これは夢か?」とか考えてるんだろうね、馬鹿だ。 夢のわけないだろう!!ちょっとつついてやるとシリウスはハッと意識を取り戻して「俺?」と言った。 うわあああ!ほんとにシリウス馬鹿だ!!!!



「うん。シリウスと二人でって思ったんだけど…ダメならいいよ」
「いや、ちょうど俺ものこと誘おうと思ってたんだ」
「ほんと?よかった…」



とシリウスはお互いに顔を赤くする。 …僕なんて2週間前に誘ってやっと昨日了解を得たのにこの人たちはもう、ホントに…。 逆にムカつくよ。早くくっつけばいいのに








爆発しちゃえ